【立命館大学の英文法】8.仮定法

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No.1~5

1. If I had to choose between wealth and health, I ______ the latter.

(1) will take (2) will have taken (3) would take (4) would have taken

2. If I ______ some money, I would have bought the shirt.

(1) am having (2) had had (3) have (4) have had

3. Had I not asked the old man for help, we ______ the way to the hotel.

(1) might have never found (2) never found (3) were unable to find (4) will never find

4. I am disappointed with the result because we _____ the game against their team last night.

(1) could have won (2) could win (3) should be winning (4) should win

5. I wish he _____ more quickly.

(1) has worked (2) is working (3) will work (4) would work

解答・解説

1. 正解 3 「私が富と健康の間で選択しなければならないならば、私は後者を選ぶでしょう。」
仮定法過去 If S 過去形, S’ would 動詞原形 もし~なら…するのに
would は could / might になる場合がある。ここでの had は had to(~しなければならなかった)の形であり、過去完了形の had と混同しないように注意する。

2. 正解 2 「私にお金があれば、そのシャツを買っただろうに。」
仮定法過去完了 If S had 過去分詞, S’ would have 過去分詞 ~していたら…したのに
would は could / might になる場合がある。(2) 一つ目の had は had 過去分詞 の had であり、二つ目の had は「持つ」の意味の have が過去分詞になったものである。

3. 正解 1 「私がその老人に助けを求めなかったら、私たちはホテルへの道を見つけたことがなかったかもしれません。」
仮定法過去完了 If S had 過去分詞, S’ would have 過去分詞 ~していたら…したのに
ここでは倒置の形で If S had 過去分詞=Had S 過去分詞 になっている。

4. 正解 1 「私たちは昨夜彼らのチームとの試合に勝てたかもしれないので、私はその結果にがっかりしています。」
仮定法過去完了 If S had 過去分詞, S’ would have 過去分詞 ~していたら…したのに
could have 過去分詞 で「~できたろうに」となる。If 節を伴わない仮定法の表現にも注意する。(2) 「試合に勝つことができたので」となる文脈に合わない。(3)(4) last night(昨晩) と過去のできごとなので、should have 過去分詞 の形をとるべきである。

5. 正解 4 「彼がもっと早く働いてくれたらなあ。」
I wish S 過去形 ~ならなあ
I wish ~ は仮定法の表現であり、うしろの文で過去形か had 過去分詞 を用いる。

No.6~10

6. She talked to me ______ she were my teacher.

(1) as if (2) because (3) that (4) when

7. _____ we had left ten minutes earlier!

(1) Hope (2) Unless (3) If only (4) No wonder

8. The patient was said to be out of danger, but ______ the worst should happen?

(1) how about (2) how does (3) what if (4) what of

9. It’s about time we _____ a break.

(1) took (2) will take (3) have taken (4) had been taking

10. _____ your help, I would have drowned.

(1) In place of (2) With (3) Except (4) But for

解答・解説

6. 正解 1 「彼女は私の先生であるかのように私に話しました。」
as if S 過去形 まるで~かのように
as if は仮定法の表現である。ここでは本来 she was となるところが she were となっているのは仮定法の表現だからである。

7. 正解 3 「私たちがあと10分早く出発していたらなあ。」
If only S had 過去分詞 ~さえしていたらなあ

8. 正解 3 「患者は危険な状態から抜け出したと言われましたが、最悪の場合が起こったらどうなりますか。」
what if もし~ならどうなるか
(1)how about ~ing の形で用いる。(2) 疑問文にするならば how should the worst happen? となる。(4) what of で「~はどうしたの」となり、文意が成り立たない。

9. 正解 1 「私たちはそろそろ休憩しても良い頃です。」
it’s [about / high] time S 過去形 ~してもいいころだ
仮定法の表現。(4)この表現で過去完了形は用いない。

10. 正解 4 「あなたの助けがなければ、私は溺れていたでしょう。」
but for ~ ~がなければ
(1) in place of 「~の代わりに」。(2) With 「~があれば」。(3) except 「~を除いて」。

No.11~13

11. To hear him speak Spanish, you _____ him a Spaniard.

(1) think (2) thought (3) will think (4) would think

12. The teacher requested that the wrong answers ______ corrected.

(1) be (2) been (3) to be (4) will be

13. ______ your order not arrive within a week, please call the office directly.

(1) Having (2) If (3) Should (4) Without

解答・解説

11. 正解 4 「彼がスペイン語を話すのを聞けば、あなたは彼をスペイン人だと思うでしょう。」
to 不定詞で仮定を表す
To hear him speak Spanish で「彼がスペイン語を話すのを聞けば」という仮定法の慣用的な表現で If 節の代わりとなる。よって後半の文には would 動詞原形 を用いる。

12. 正解 1 「先生は間違った答えを修正することを要求しました。」
仮定法未来
request(要求する)や recommend(おすすめする) など提案・主張を表す語のあとには should 動詞原形 の形を用いる。また should はよく省略される。ここでは should が省略されたと考え、動詞原形を用いる。

13. 正解 3 「ご注文の商品が1週間以内に到着しない場合は、直接窓口までご連絡ください。」
仮定法 should の倒置
If S should 動詞原形 = Should S 動詞原形 となり、いずれも「万一~なら」となる。(1)分詞構文として考えるなら、Having 過去分詞 となるはずである。(2) If your order does not arrive なら可。(4) without は前置詞であり、名詞のみを置くことができ、主語+動詞を続けることはできない。