東京オリンピックの参加国を擬人化するプロジェクトが進行中

海外のニュースメディア Bored Panda で東京オリンピックの参加国を擬人化するプロジェクトが紹介されています。

WORLD FLAGS というサイトでは、オリンピックの参加国を「国旗侍」と称して擬人化したイラストと掲載しています。

世界の好意的な反応とともに、批判的な声も

コメント欄ではイラストを見たそれぞれの国の人々がコメントをしています。イラストのクオリティの高さについては称賛のコメントが続く一方、それ以外の点では厳しい意見も多いようです。

一つには国旗をデザインに取り入れているとは言え、衣装のスタイル自体は日本式なので「自分の国にはこんな服装はない」という違和感が伴うようです。例えばブラジルは下駄を履いているのですが、「ブラジル人はこのような靴は履かない。」というコメントが寄せられています。また、国旗のデザイン以外の面については用い方が大雑把である(悪く言えばその国の文化に対するステレオタイプである)ため、キャラクターを見た人々が「これは自分の文化を尊重しているとは言えない」という不快感を抱くことがあるのです。

サイトの運営者は上記の記事で海外からのインタビューに応じており、こうしたコミュケーションを通じて実践的な文化の融合が進むならば、非常に興味深いプロジェクトになりそうです。

キャラクター

サイトでは現在32か国のキャラクターが登場しており、今後も増える予定とのことです。すべてのキャラクターはWORLD FLAGSのサイトで見ることができます。ここで、いくつかのイラストを紹介しましょう。

イギリス

南アフリカ

インドネシア

スペイン

ブラジル