教養

むずむず脚症候群は予防できる 脚の入念なチェックが大事

筆者は数年前から定期的にむずむず脚症候群に悩まされてきました。特に季節の変わり目は症状がでやすく、布団に横になっていると急に脚がむずむずしてきて眠れなくなります。この辛さは経験した人ならばよく分かるでしょう。

病院に通ったこともあり服薬などもしたのですが、あくまで対処療法であって完治するわけではありません。色々情報を調べても医学的に原因が断定されているわけではなく、今のところ完治の可能性はあきらめるしかないようです。

しかしながら、むずむずとの付き合いも長くなるとそれなりに症状を軽くしたり予防する方法が自分なりに分かってきました。あくまで個人的な体験談ですが、同じ症状を持つ方の参考になればと思います。

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血流と神経細胞の異常

人間の体には神経細胞が張り巡らされていて、常に脳に情報を送り続けています。脚のむずむずが起こる原因ははっきりしていないのですが、どうも神経細胞が何らかの理由で誤った情報を脳に送っていることで症状が起こるようです。

神経細胞は毛細血管から酸素や栄養素が十分に届いていないと正常に機能することができません。となると、むずむずの原因は毛細血管の衰えではないかと推測できます。

あくまで仮説ですが、これをもとに自分の脚を点検してみることにしました。

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衰えている筋肉の把握

もともと筆者の場合、直立の姿勢をとったときに重心が足の親指に寄りやすい傾向があります。同時に足の人差し指と中指のあたりにはほとんど荷重がかかっていないように思えました。

試しに足の指を一本ずつ曲げてみたところ、親指、薬指、小指にはそれなりに力が入るものの、人差し指と中指にはほとんと力が入りません。どうもこの筋肉がピンポイントで弱っていたようです。

そこで人差し指と中指を意識して曲げ伸ばしするトレーニングを繰り返したところ、脚のむずむずの頻度は大きく減るようになりました。

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対策はケースバイケース

今回の筆者のケースは、足の人差し指と中指を曲げ伸ばしする筋肉を使っていなかったことが原因だったようですが、実際はその時々で原因になる部分も異なると感じています。場合によっては小指の方だったりもしますし、いわゆる体幹の筋肉と言われる脚の骨に近い方の筋肉を動かすようにすると改善することもあります。

簡単に言えば脚のむずむずは運動で改善できるということかもしれませんが、大切なのは漠然と足を動かすだけでは解消しないということです。

これも筆者の経験ですが、足の各部分をいろんな方向に丁寧に動かしてみて、普段使っていない筋肉や力の入りにくい筋肉をピンポイントで探り当てていく作業をしないと、いくら運動してもむずむずは解消しません。むずむずは無意識のうちに動かさなくなってしまった筋肉(とそのあたりの毛細血管)に原因があるようなのですが、漠然と動かしてもその部分は自分の中で盲点になってしまっているので普段動かしていないことになかなか気づかないのです。

例えば筆者の場合、脚を内側にひねる運動をいくらしてもむずむずがまったく消えなかったのに、外側にひねる運動をしてみたらあっさり消えた、なんてこともありました。

この辺りはその人の日常のクセによるものなので、人によってどの部分を運動すべきかはかなり異なっていると推測されます。また、運動と言っても激しい運動では使われない筋肉の部分がでてくるので、ヨガのように筋肉全体に負荷をかけるゆっくりとした運動の方が効果が高いです。

むずむずしたら脚の総点検で対処

筆者はこの方法で病院に行かなくても何とかむずむずをコントロールできるようになりました。布団に横になっているときに脚がむずむずしてきたら、焦らずゆっくりと片足ずつ持ち上げ全筋肉の総点検をすると決めています。脚の付け根、ひざ、足首、足の指(もちろんすべての指1本ずつ!)、外向き・内向きの回転。筋肉は層になって重なっています、骨に近い側から皮ふに近い外側までちゃんと力が入るか確認します。

変なものでそうやってチェック作業をしていると、ある筋肉に力が入った瞬間にむずむずがすっと消えるのです。

それでも時にはむずむずがうまく消えないことがあります。筆者の場合はそうなってもあきらめず、むずむずが消えるポイントを探して足を動かし続けます。大抵はそうするうちにいつの間にか眠ってしまっているものです。

原因は他にもあるので改善しなければ受診を

もちろん神経細胞の誤作動と言っても原因は他にもあり得るので、運動で改善しない場合には神経内科などを受診すべきです。

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