英文法講座

仮定法(1)基本公式をマスター&直接法・仮定法の違い

仮定法って何やってるのかさっぱり分かりません。

仮定法って細かく言うといろんな言い回しが出てくるんだけど、とりあえず入試問題解けるところまで勉強してみようか。

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仮定法の公式

仮定法は公式で覚えます。

仮定法過去(現在のことを言う)
 If過去形 …, ~ would 動詞原形
~なら、…するのに
仮定法過去完了(過去のことを言う)
 Ifhad 過去分詞 …, ~ would have 過去分詞
~だったら、…したのに
 過去形のところが be 動詞のときは原則 were にする。
 wouldのところは couldmightも使う。

覚えるときはペアで覚えるのが大事です。過去形のペアはwould 動詞原形had 過去分詞のペアはwould have 過去分詞です。

問題を考えてみましょう。

私があなたなら、テニス部に入るのに。
If I were you, I (will join / would join / would have join) the tennis club.

前半は were なので過去形。過去形のペアは would 動詞原形 なので、答えは would join

彼女の電話番号を知っていたら、電話できるのに。
If I ( know / knew / have known ) her number, I could call her.

後半が could 動詞原形。そのペアは過去形なので、答えは knew

私があなただったら、テニス部に入ったのに。
If I ( were / have been / had been ) you, I would have joined the tennis club.

後半が would have 過去分詞。そのペアは had 過去分詞 なので、答えは had been

彼女の電話番号を知っていたら、電話したのに。
If I had known her number, I ( will call / would call / would have called ) her.

前半が had 過去分詞。そのペアは would have 過去分詞 なので、答えは would have called

公式をペアで覚えて、「これのペアなんだったっけ?」が思い出せるように。

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公式ミックスパターン

あの時自動車を買っていなければ、それがなくて今ごろ困っていただろう。
If I had not bought a car then, I ( will be / would be / would have been ) in trouble without it now.

この問題は注意が必要。前半は過去のできごとだが、後半は現在の文。よって答えは would be

二つの公式を混ぜ合わせたパターン。前半は仮定法過去の公式だけど、後半は仮定法過去完了の公式を使っている。

このタイプの問題では then と now のように、過去と現在の時制がはっきり書いてることが大半なので、仮定法の問題では念のため前半と後半の時制をチェックしておくことが大事です。

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直接法と仮定法

仮定法とはざっくり言えば if を使った表現なのですが、中学で習った if の文との違いが分かりにくいところです。

中学で習った if の文を直接法と言います。

 直接法
If it is fine tomorrow, I will go shopping.
もし明日晴れたら、買い物に行くつもりだ。

ちなみにだけど、このときの if 節は時・条件を表す副詞節だから未来のことでも現在形で表すんだったよね。だから、明日のことなんだけど If it is ~ってなる。

次に仮定法です。

 仮定法
If it were fine today, I would go shopping.
今日晴れていたら、買い物に行くのに。

直接法の場合は単に「明日晴れたら買い物に行く」と言っているだけです。一方で仮定法の場合は「実際は晴れていないんだけど、もし晴れていたら買い物に行くのに」というニュアンスが出てきます。

つまり、実際は晴れていないんだけど…、と現実と逆の事を言うのが仮定法です。

本当は晴れてないから買い物には行けないの。仮定法って本当はそうじゃないんだけど…、っていう裏の現実があるときに使う表現。

んー、いまいちピンとこない。

感覚をつかむために少しトレーニングしましょう。

「もし私があなたなら彼と結婚するのに。」は、直接法・仮定法どっち?

全然分かりません。

私があなたになるって物理的にあり得ないじゃない?そういう映画あったけど。つまり現実私はあなたじゃないから仮定法。

そういうことか。「君の名は」大好きです。3回くらい見ました。

いい映画だよね。ただ、現実あり得ないからね。現実に無いことを言うのが仮定法。

では次。「私が大統領なら税金を上げないと主張する。」は直接法・仮定法どっち?

自分が大統領だったらあり得ますよね。

この言い回しをよく考えてみて。もし自分が本当に大統領なら「私は大統領だから税金を上げないと主張している。」みたいに言うんじゃない?つまり、「私が大統領なら税金を上げないと主張する。」は実際にはこの人、大統領ではないと解釈するのが自然じゃないかな。

なるほど。

では次。「次のテストでいい成績を取ったら、お小遣いを増やしてもらう。」は直接法・仮定法どっち?

んー、どっちですか?

この言い方は「実際はいい成績取れないからお小遣いは増えない。」って意味だと思う?その解釈は無理があるよね。これは単にテストの点数が良かったらお小遣いを増やしてもらうって言ってるだけで、普通に起こる得ることだから直接法。

もう一つ。「昨日のテニスの試合で勝っていたら、今頃大阪に行っていたのに。」は直接法・仮定法どっち?

実際は試合に負けて大阪に行けなかったってことだから仮定法です。

オッケー。大正解。

少し分かってきました。

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