第3問 解答・解説
アイウ 420 エオ 30 カ キク 5 14
ケコ サシ 15 28 ス セソ 3 28
タ チツ 5 28 テ トナ 1 14
ニ ヌ 2 7
(1)
8 枚のカードを並べる組合せは 8! 通り。
このうち 1 が 4 枚,2 が 2 枚,5 が 2 枚重複するので
4!2!2!8!=420 個
・・・アイウ
数字 1 が書かれた 4 枚のカードのどの 2 枚のカードも隣合わないとき,下の図のように 2 と 5 のカードの前後と間の 5 箇所のうち 4 箇所に 1 のカードを置くとよい。
〇 2 〇 2 〇 5 〇 5 〇
2 と 5 のカードの並べ方は
2!2!4!=6 通り
1 のカードを置く方法は
5C4=5 通り
したがって
6×5=30 通り
・・・エオ
(2)
A0
8 枚のカードから 3 枚を取り出すので,全事象は 8C3 通り。また,5 のカードが 0 枚であるということは,1 と 2 の 6 枚から 3 枚を取り出すことだから,6C3 通り。よって
P(A0)=8C36C3=145
・・・カキク
(ii) A1
2 枚の 5 から 1 枚取り出す方法は 2 通り。また,1 と 2 の 6 枚から残り 2 枚を取り出す方法は 6C2 通り。よって
P(A1)=8C32×6C2=2815
・・・ケコサシ
(iii) A2
2 枚の 5 から 2 枚取り出す方法は 1 通り。また,残り 6 枚から 1 枚を取り出す方法は 6C1 通り。よって
P(A2)=8C36C1=283
・・・スセソ
(iv) A1∩B
事象 A1 では 3 枚のうち 1 枚が 5 だから
P(A1∩B)=2815⋅31=285
・・・タチツ
(v) A2∩B
事象 A2 では 3 枚のうち 2 枚が 5 だから
P(A2∩B)=283⋅32=141
・・・テトナ
さらに条件付き確率を求めると,全事象は試行 T2 において 5 を取り出す場合だから
285+141=41
また,袋の中にもう 1 枚 5 が入っているということは,もともと袋の中に 5 が 2 枚入っていたということだから,A2∩B の場合である。よって
41 141 =41×28 141×28 =72
・・・ニヌ
第3問 問題文
数字 1 が書かれたカードが 4 枚,数字 2 が書かれたカードが 2 枚,数字 5 が書かれたカードが 2 枚,合計 8 枚のカードがある。
(1) 8 枚のカードを一列に並べて 8 桁の整数をつくる。
このときできる 8 桁の整数の個数は全部で アイウ 個である。さらに,次の条件(*)が満たされるときにできる 8 桁の整数を考える。
(*) 数字 1 が書かれた 4 枚のカードのどの 2 枚のカードも隣り合わない。
この条件(*)は,例えば,12151215 のとき満たされる。条件(*)が満たされるときにできる 8 桁の整数の個数は全部で エオ 個である。
(2) 一般に,事象 A の確率を P(A) で表す。また,二つの事象 A,B の積事象を A ∩ B と表す。
8 枚のカードからでたらめに 3 枚を取り出して袋に入れるという試行を T1 とし,さらに,その 3 枚のカードが入った袋からでたらめに 1 枚のカードを取り出すという試行を T2 とする。
試行 T1 において,袋の中の数字 5 が書かれたカードの枚数が 0 枚である事象を A0,1 枚である事象を A1,2 枚である事象を A2 とすると
P(A0)=キクカ,P(A1)=サシケコ,P(A2)=セソス
である。
試行 T2 において数字 5 が書かれたカードが取り出されるという事象を B とすると
P(A1 ∩ B)=チツタ,P(A2 ∩ B)=トナテ
である。
以上のことから,試行 T2 において数字 5 が書かれたカードが取り出されたとき,袋の中にもう 1 枚の数字 5 が書かれたカードが入っている条件付き確率は ヌニ である。
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