第3問 解答・解説
ア イ 1 6 ウ エ 1 6 オ カ 1 9
キ ク 1 4 ケ コ 1 6 サ 1 シ 2
ス セソタ 1 432 チ ツテ 1 81
(1)
P(A)=61
・・・アイ
B は 1-6,2-5,3-4,4-3,5-2,6-1 の 6 通り
P(B)=366=61
・・・ウエ
C は 3-6,4-5,5-4,6-3 の 4 通り
P(C)=364=91
・・・オカ
(2)
事象 C が起こったときの事象 A が起こる条件付き確率は P(A)P(C∩A) である。
C∩A は,和が 9 で大きいさいころの目が 4 のときだから,4-5 の 1 通り。
91 361 =91×36 361×36 =41
・・・キク
また,事象 A が起こったときの事象 C が起こる条件付き確率は,P(C)P(A∩C)
61 361 =61×36 361×36 =61
・・・ケコ
(3)
A∩B は,大きいさいころの目が 4 で和が 7 のときだから,4-3 の 1 通り。
P(A∩B)=361
また
P(A)P(B)=61⋅61=361
したがって
P(A∩B)=P(A)P(B)
・・・サ
次に,A∩C は C∩A と同じだから
P(C∩A)=361
また
P(A)P(C)=61⋅91=541
したがって
P(A∩C) > P(A)P(C)
・・・シ
(4)
A∩C は,大きいサイコロの目が 4 以外で和が 9 のときだから,3-6,5-4,6-3 の 3 通り。
P(A∩C)=363=121
したがって
P(A∩B)P(A∩C)=361⋅121=4321
・・・スセソタ
次に,三つの事象 A,B,C がいずれもちょうど 1 回ずつ起こる確率を考える。
事象 B と C は互いに排反だから,求める確率は (A∩B)∩(A∩C) と (A∩C)∩(A∩B) の和である。
P(A∩C)=121 より
P(A∩B)P(A∩C)=361⋅121=4321
これが,A∩B,A∩C の順に起こるときと,A∩C,A∩B の順に起こるときがあるから
4321⋅2=2161
また
A∩B は,大きいさいころの目が 4 以外で和が 7 のときだから,1-6,2-5,3-4,5-2,6-1 の 5 通り。
P(A∩B)=365
P(A∩C)P(A∩B)=361⋅365=12965
上と同様に
12965⋅2=6485
したがって
2161+6485=12966+10=811
・・・チツテ
第3問 問題文
一般に,事象A の確率を P(A) で表す。また,事象 A の余事象を A と表し,二つの事象 A,B の積事象を A ∩ B と表す。
大小 2 個のさいころを同時に投げる試行において
A を「大きいさいころについて,4 の目が出る」という事象
B を「2 個のさいころの出た目の和が 7 である」という事象
C を「2 個のさいころの出た目の和が 9 である」という事象とする。
(1) 事象 A,B,C の確率は,それぞれ
P(A)=イア,
P(B)=エウ,P(C)=カオ
である。
(2) 事象 C が起こったときの事象 A が起こる条件付き確率は クキ であり,事象 A が起こったときの事象 C が起こる条件付き確率は コケ である。
(3) 次の サ,シ に当てはまるものを,下の⓪~②のうちからそれぞれ一つ選べ。ただし,同じものを繰り返し選んでもよい。
P(A∩B)サP(A)P(B)
P(A∩C)シP(A)P(C)
⓪ < ① = ② >
(4) 大小 2 個のさいころを同時に投げる試行を 2 回繰り返す。1 回目に事象 A∩B が起こり,2 回目に事象 A∩C が起こる確率は セソタス である。三つの事象 A,B,C がいずれもちょうど 1 回ずつ起こる確率は ツテチ である。
関連