【豊富な例文付!共通テストの英文法】仮定法as if
These students would feel as if they had learned the information, but would quickly forget it and get low scores on the test.
(こうした生徒は、その情報を学んだように感じますが、すぐに忘れてしまい、テストで低い得点をとってしまいます。)〔共通テスト〕
as ifは「まるで~かのように」という意味です。仮定法の構文の中で用います。
ちなみに仮定法の構文は次のような形でした。
If 主語+動詞の過去形 ・・・, 主語+would 動詞の原形 ・・・
(もし~なら、・・・するのに)
If 主語+had 過去分詞 ・・・, 主語+would have 過去分詞 ・・・
(もし~だったら、・・・したのに)
これらのifをas ifに置き換えます。そうすると
as if 主語+動詞の過去形
(〔現在〕~かのように)
as if 主語+had 過去分詞
(〔過去に〕~であったかのように)
となります。後半のwouldの方は必要ありません。
仮定法は現実と反対のことを仮定する表現です。例えば
She acted as if she were rich.
(彼女はまるでお金持ちであるかのようにふるまった。)
のように使います。このとき、彼女は実際にはお金持ちではありません。
このように、仮定法の表現には、実際はその反対である、という現実が隠されていることに注意しましょう。
仮定法はどういうときに使うものなのかなかなかピンとこないものかもしれません。
仮定法は、ここで取り上げてきたように、「実際はそうではないのだけど」というニュアンスを伝えたいときに使うものだ、と理解しておきましょう。
仮定法は起こり得るけれど可能性が非常に低い場合にも用いられます。とは言っても、一度にあれこれと理解しようとするとかえってつまづいてしまうので、これについてはいったん後回しにしておいても構いません。
例文
1. She looked at me as if she had seen a ghost.
(彼女はまるで幽霊を見たかのように、私を見た。)
2. He talks to his plants as if they could understand him.
(彼はまるでそれらを理解できるかのように、植物と話す。)
3. She smiled at him as if she knew his secret.
(彼女はまるで彼の秘密を知っているかのよう、彼に微笑みかけた。)
4. The dog followed me around as if it were my shadow.
(その犬はまるで私の影のように、私の後をついて回った。)
5. He answered the question as if he were an expert on the topic.
(彼はまるでその話題の専門家であるかのように、その質問に答えた。)
6. She danced on stage as if she were performing in front of a huge audience.
(彼女はまるで大勢の観客の前でパフォーマンスをしているかのように、ステージで踊った。)
7. He described the painting as if he could see every brushstroke.
(彼はまるでそれぞれの筆の動きを見ているかのように、その絵を説明した。)
8. The child cried as if his favorite toy had been taken away.
(その子はまるでお気に入りのおもちゃを取り上げられたかのように、泣いた。)
9. She spoke confidently as if she had rehearsed the speech many times.
(彼女はまるでスピーチを何度も練習したかのように、自信を持って話した。)
10. He sprinted towards the finish line as if he were competing for a gold medal.
(彼はまるで金メダルを競っているかのように、ゴールラインに向かって全力疾走した。)
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